今回もレッドストーン回路を作成していきます。
作成していく回路はアイテムをトロッコで運搬する仕組みです。
以前にも似たような仕組みを作成したことはあったのですが、導入しようとしているものにイマイチ相性がよくなさそうなので、違うものを試験的に作成してみることにしました。
それでは早速仕組みや作成方法をお伝えしていきます。
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アイテムをトロッコで運搬する仕組み
まずは仕組みを少し解説しておきます。
今回の仕組みはアイテムをスタート地点のチェストに入れると《ホッパー付きトロッコ》が回収に来てくれて、ゴール地点のチェストへ積み下ろすという形になっています。

スタート地点にアイテムが入ることで《コンパレーター》が反応して、信号を出します。
コンパレーターの先で2つに分岐している回路が今回の重要な部分です。
一つはゴール地点にある《ホッパー付きトロッコ》を動かすために、加速レールに信号を送るための回路となっています。
もう一つはスタート地点でアイテムの回収が終わるまでトロッコを停車させるため、加速レールの信号を消すための回路です。
この2つの回路が同時に動くことで、アイテムの運搬が可能になります。
これが今回作成する仕組みですが、他の機構に導入する場合は機構同士の相性により上手くいかない場合もあります。
別のアイテム運搬の仕組みを見てみたい方は、以前の記事もご覧ください。
アイテム運搬システムの作成
〈スタート地点のチェストの設置〉

まずはスタート地点から作成していきます。
ブロックを設置し《加速レール》を設置します。
加速レールの方向に向けて《ホッパー》を設置し、その上にチェストを乗せます。
ここがアイテム運搬のスタート地点となります。
〈ゴール地点のチェストの設置〉

ゴール地点(手前部分)の作成を行います。
《チェスト》を設置し、これに接続させて《ホッパー》を設置します。
ホッパーの上に《加速レール》を設置して、ゴール地点でトロッコが止まるようにブロックを設置します。
最後に途中でトロッコが止まらないように加速レールも混ぜながらレールをつなげば、アイテム運搬システムの土台は完成です。
ここから回路を作成していきます。
〈トロッコを動かすための回路①〉

この部分はトロッコがアイテムを積み終わるまで停車して、積み終わると出発するための回路です。
ホッパーの下に加速レールの方向を向けて《反復装置》を設置します。
数ブロック開けた穴(2〜3ブロック分)に、レッドストーンを設置します。
レッドストーンの最後の場所にブロックを使って《レッドストーントーチ》を設置します。
(この時点では加速レールに信号が伝わっている状態になります。)
ホッパーの横に《コンパレーター》を設置して、先ほど設置したブロックにつなぎます。
コンパレーターはホッパーの中にアイテムがある場合に信号を出しますが弱い場合があるため、《反復装置》を必ず組み込んでつなぎます。
これでアイテム積み込み中はトロッコが停車し、積み終わると出発する仕組みができました。
〈トロッコを動かすための回路②〉

この回路はスタート地点にアイテムを入れた場合、トロッコを呼ぶための仕組みです。
先ほど設置したコンパレーターからの回路を分岐させ、ゴール地点のブロックにつなぎます。
こうすることでホッパーにものが入って出た信号により、トロッコが来てくれるという仕組みができます。
これも先ほどと同様、信号が弱いので《反復装置》を分岐直後に入れて作成してください。
ここまでできれば、ゴール地点に《ホッパー付きトロッコ》を設置して完成です。
アイテム運搬システムの完成

完成してので動作確認まで行ってみました。
手前のチェストにアイテムを入れると、ホッパー付きトロッコが迎えに来ます。
積み終わると走り出し、奥のチェストにアイテムが流れました。
数種類のアイテムを同時に入れてみても、全て運んでくれているので動作の問題はないようです。
今後この仕組みを利用して、現在ある設備を使いやすくしていこうと思います。
以上『アイテム運搬システム』でした!
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