今回は植林場に自動回収機を導入していきます。
植林場は制限ブロックを設置することで木材を回収しやすくして、効率化させるための設備です。
前回はこれを《リンゴ》を収集するために作成してみました。
木材の回収はもちろん効率化できたのですが、リンゴや苗木の回収は時間がかかります。
今回はこの部分を効率的に行うために自動回収にチャレンジしてみました。
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自動回収の仕組み
苗木が成長すると原木と葉ブロックができます。
この苗木は、《葉ブロック》を壊すか原木を回収して自動消滅させることで入手できます。
葉ブロックを一つ一つ壊していくのは大変なので、基本的には原木回収後に葉ブロックが消えるのを待つ方法が一般的です。
しかし葉ブロックが消えて落下してきた《苗木》や《リンゴ》は、放置していると消えてしまいます。
これをチェストに収めてアイテム消滅を防ぐ仕組みが必要です。
自動で回収となると思い当たるのは《ホッパー付きトロッコ》などを使用した方法か《流水式》で集める方法です。
今回の仕組みには《流水式》を選択しました。
自動で落下してくる苗木やリンゴを水で流し、ホッパーに集めてチェストに入れていく方法です。
似たような仕組みだと《作物の水流式自動収穫機》などがあります。
植林場の自動回収機の作成
前回多少広めの《植林場》を作成していましたので、これに水流式の自動回収機を導入する場合段差が必要になります。
そこでまずは土台から変更を加えていきました。
土台を作成する

水が流れてくる1番下の段を8ブロック分とり、2段目と3段目は7ブロック以内という作りです。
これで3段目から流れた水が2段目から1段目に流れ、1段目の最後で止まるという仕組みのための土台ができました。
最終的に水を流すため、この土台の横に1ブロック高い壁を設置していきます。

壁の設置が完了したので、次は水を流す回路を作成していきます。
回路を作成する
作成した土台の1番奥(3段目の奥)に《発射装置》を設置していきます。

●発射装置の材料

発射装置を設置したあと、発射装置すべてに《水入りバケツ》を入れておきます。
これで裏側に回路を組めば、発射装置から水が流れる仕組みができあがります。
裏側に《レッドストーン》と《反復装置》を使用して、すべての《発射装置》に信号が伝わる仕組みを作成します。

〈回路簡易図〉

もう少し簡略化できそうな気もしますが、少し試したところ回路の逆流でうまく動かなくなったので確実に動かせるのはこの回路ですね。
最後に信号のスタート地点に《ボタン》を取り付ければ回路完成です。
仕上げの作業
アイテムを流す仕組みは完成したので、最後に回収部分の作成です。
手前2ブロックを1段掘り下げ《チェスト》を設置します。

チェストにアイテムが流れ込むように《ホッパー》を前列にすべて設置します。

アイテムが外に飛び出すのを防止するために、ホッパーの周囲に1ブロック高い壁を作成します。
※チェストの部分は開くことができるように壁の設置はしません。

これで自動回収の仕組みが完成しました。
自動回収機の使い方
ようやく自動回収機が出来上がったので、最後に使い方を含めて感想などをお伝えしていきます。
〈使用手順〉

①苗木を植える。
②すべて成長したら原木を伐採する。
③自動回収機で水を流し、苗木の落下を待つ。
〈使用してみた感想〉

今回は水流式の自動回収機を作成して使ってみましたが、完全に回収するのは難しいという印象を受けました。
この印象の理由は葉ブロックが消える場所がランダムのため、すべての《苗木》や《リンゴ》が落下してくるわけではないためです。
今回使用した結果は30本の木から50本くらいの苗木が入手できたので、一応は機能している状態にあります。
しかし水流も木の育成によって流れが悪い場所がでることもあるので、もう少し改良は必要ですね。
以上、『植林場に苗木の自動回収機の導入』でした!
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