マイクラのサーバーを運営する場合、しっかりと管理ができるように「OP権限」を持ったプレイヤーが必要となります。
OP権限のプレイヤーができる主な内容
- 様々なチートコマンドの使用ができる
- プレイ中でもサーバーの設定や停止ができる
- プレイヤーのBANができる
レベルごとにも違いますが、例えば上記。こういったことができることで、環境を整えたりプレイヤーの管理まで行えるのでかなり重要です。
とはいえOP権限は、例えサーバー管理者であっても、最初はサーバー側で設定する必要があります。
そこで本記事では『OP権限を付与する方法』や『権限レベルの設定方法』について詳しく解説します。最初の設定さえできればコマンドでも付与できるようになるので、これからサーバー運営する上での参考にしてみてください。
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目次
マイクラサーバーで最初のOP権限を付与する方法

それでは最初のOP権限を付与する方法です。やるべきことは、たったの2つだけ。
- サーバーのコンソールを開く
- コンソール画面にOP権限の記述をする
それぞれ画像付きで解説します。
※本解説は『【初心者向け】マイクラのサーバーを立てるための5つの手順【ポート開放も解説】』で作成したファイルをもとに解説しています。よく分からない部分がある場合は、そちらの記事も確認してみてください。
手順①:サーバーのコンソールを開く

まずは起動ファイル(start.bat)をダブルクリックして、サーバーのコンソールを開きましょう。
手順②:コンソール画面にOP権限の記述をする

コンソール画面(黒い画面)の最下部に、「op [プレイヤー名]」と記述します。[プレイヤー名]には下記のように、自分のマイクラ上の名前を記述してください。
op akich25
記述が終わったらEnterを押しましょう。
これでOK。コンソール画面が走って「Make [ユーザー名] a server operator」と表示され、OP権限が付与されたことが確認できます。
付与したOP権限のレベルを設定する方法

OP権限には「権限レベル」というものがあり、これも設定することが可能です。
レベルには4段階あり、各レベルでできることは次のとおりです。
レベル1 | 初期スポーン範囲の編集ができる (spawn-protection) |
---|---|
レベル2 | シングルでのチートコマンドが使える (clear、difficulty、effect、gamemode、give、tpなど) |
レベル3 | マルチでのチートコマンドが使える (ban、deop、kick、opなど) |
レベル4 | 全てのコマンドが使える (stopなど) |
「4」はサーバー管理者、「3」は信頼できるモデレーター等に限定するってイメージですかね。使い方は人それぞれなので、運営方針に応じてレベル設定を行いましょう。
レベル4はサーバーを停止できるほどの階級なので、基本は自分だけがいいかなと思います。
各レベルにできることが分かったところで、レベルの設定へと進みましょう。
ops.jsonファイルをメモ帳で開く

サーバーを1度起動すると「ops.json」というファイルが生成されているので、これを右クリックし[プログラムから開く]→[メモ帳]を選択して開きましょう。
レベルを書き換えて上書き保存

ops.jsonファイルをメモで開くと、下記のような記述が確認できるはず。
[ { "uuid": "83217d5d-a5aa-4a39-ac6b-7eec7db84d1d", "name": "akich25", "level": 4, "bypassesPlayerLimit": false } ]
ここの「level」の数字を変更して、適切な権限レベルに変更をしておきましょう。できたら上書き保存をしてメモアプリを閉じます。
サーバーの再起動を行う
権限レベルの編集ができたら、サーバーの再起動を行いましょう。
コンソール画面に「stop」と入力してEnterを押し、もう一度「start.bat」を立ち上げればOKです。
再起動をしないと権限レベルは変更前のものが適応された状態となります。なので、必ず再起動を行なって、変更内容の更新をするようにしておきましょう。
これで権限レベルの変更については以上です。
コマンドを使ってOP権限を付与する方法

OP権限の設定が終わって、レベル3以上の権限を持っているプレイヤーは『ゲーム内のコマンド』からOP権限を付与することもできます。
記述は下記です。
/op [プレイヤー名]
opとプレイヤー名の間には半角スペースを開け、プレイヤー名は間違えのないようにしっかり記載してください。
たったこれだけでOK。簡単すぎて泣けるレベルですね。とはいえ、ちょっと注意点もあるので、そこについても少しふれておきます。
注意:OP権限を付与したら、忘れずにレベルの設定もしておきましょう
コマンドを使ってOP権限を付与したプレイヤーは、問答無用でレベル4の権限が与えられます。
つまりは、この瞬間にサーバーの設定から停止までも行える存在が、自分以外にも誕生してしまうということです。
なので、他のプレイヤーにOP権限を付与した場合は、忘れずに権限レベルの変更を行うようにしておいてください。設定方法ですが、『権限レベルを設定する方法』で解説したやり方でOKです。
まとめ:マイクラにおいて「レベル4」のOP権限はワールドの神

この記事の内容をまとめます。
- 最初のOP権限は、コンソールから付与する必要がある
- OP権限持ちのユーザーは、ゲーム内のコマンドからも付与ができる
- OP権限を付与した場合は、自動でレベル4の権限が与えられる
- 権限には4段階あり、レベルごとにできることが違う
- OP権限を付与するなら、レベル設定は適切に行いましょう
OP権限の付与って「op [ユーザー名]」だけで気軽に行えるものです。とはいえ、権限レベルを間違えるとサーバー崩壊の危機に見舞われることも十分にありえます。
なので、特にレベル3以上の権限は、本当に信頼ができるユーザーだけに付与するように気をつけてください。
『レベル4ともなれば、控えめに言ってワールドの神です』
ここまでの権限は扱いに注意しつつ、重要な権限は自分だけが保有しておくようにしましょう。この記事を参考に、安全なサーバーライフを楽しんでください。
というわけで、今回の内容は以上です。
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